親子関係と鬱病

鬱病と書いていますが、実際、私は時々ハイになる時期がありました。BBCのプログラムを見ていて思ったのが、鬱病というよりは、双極性だったのかもしれない。ということ。ひどくならなければ、とってもよく仕事ができたり、睡眠時間が短くても莫大に学べたりと、都合がよかったのも、ひどくならない間だけのことで、忙しくしてないと気が済まないのは、これまた大変です。

 

 私の両親の話は、ほんの少ししましたが、職場や学校が原因で・・・。変えたら治りました。という人でない場合、家庭に問題がある場合は、両親との時間は無視できない問題です。

 父親の嫌がらせのような行為は、落ち着いたと思うと、再開されるという状態で、治療が長引いて実家に戻ったり、家を出るタイミングを逃したり、(私は、家を出るこそすら、毎回全力で阻止される始末でした。)という患者さんなら、無理解という以前の問題に頭を抱えている事に気が付くきっかけになれば、と思って書いてみました。とにかく、イライラする、引き金になる行為や空気ってあると思うんです。それが、鬱病のどん底に引きずり込むことが多いのでは?と、自分の経験で察しています。それを、やめてほしい。と、頼むと、それをわざとするとしか思えないことをするのが父親です。主治医にも、手の打ちようがない人だと、あきれられたのですが、厄介なのは、時々、まともな思考回路と親切心を持つ時期があることで、だまされてしまうことでした。

 結局、私が巻き込まれたのは、両親の間の問題。そう、夫婦間の問題で、それを毎回記憶があるころから、気分で暴力をされていた私には、自分のせいなんだと、間違って理解してしまったのがいけなかったのです。

 よくよく考えると、子供と夫婦の問題ときちんとクリアーにしていかなければ、捨てられたと思うくらいの子供の思考回路では、すべて自分が悪いと思い込んでしまっても仕方がありません。そして、修正する機会がなかった人は、気が付かないくらい、心の深い根っこの1つに、こんな悪い根っこを張っているかもしれないと、気が付いてほしい。親が話せない人なら、まず、自分の心を自分で守りませんか?